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プラン:子供部屋のドアはどう選ぶ?

気配を感じ取る

気配を感じ取る

年配の大工の皆さんがおっしゃるには、子供部屋のドアはすりガラス入りのものが良いそうです。その理由は子供が部屋にいるかが一目で分かるから。

かなり言葉足らずなので補足すると、子供にはやがて反抗期が訪れ自分の部屋にいる時間が長くなります。必然的に親と顔を合わすことも限られ、親は子供が家にいるのかどうかさえすぐに判断できなくなります。日中の外出はさておき、未成年の深夜の外出は褒められたものではありません。

子供部屋のドアをすりガラスにすれば、照明が点いているのか消えているのかがすぐに分かり、子供の在不在が判断できるという理屈です。じゃあ照明を点けたまま外出した場合はどうするのかとか、不在が分かったところでどんな手を打つのかという疑問もあるでしょうが、そこから先は家族の問題、あくまでも親と子の関係を取り持つ家づくりの工夫と捉えましょう。


どうすれば子供と顔を会わす機会が増えるのか

同様に、玄関と子供部屋の間に居間を配置するという考え方があります。居間って聞くと抽象的なイメージがするのでリビングとでも言い換えましょう。子供部屋が二階にある場合は、玄関からリビングを通って階段へという配置になります。これにより子供の外出と帰宅の際には必ず親と顔を合わせることになり、友達を連れて来た場合も、わが子がどんな友達と付き合っているのかがわかります(ただし、親がリビングにいることを前提としていますが)。要は親子間の最低限のコミュニケーションを習慣付けることがこの配置の目的です。

今の日本では家族が朝夕の食卓を全員で囲むことが難しく、顔を合わせることと言葉を交わすことが限られているような気がします。精神論になりますが、人間関係の基本は顔を見ることと言葉を交わすこと、「いただきます」と「ごちそうさま」がお互い交わせないのであれば、「おはよう」「行ってきます」「ただいま」「おやすみ」が自然に交わせるような配置の工夫を家づくりに取り入れてみませんか。